多摩市市議会議員 公明党 三階 みちお

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議会報告

6月2日から6月24日まで、多摩市議会定例会が開かれています。

今回私は多摩市において4月より家庭ごみの有料化が始まり、7月7日より北海道洞爺湖でのサミットが行われ地球温暖化の話が中心となることから、自治体においての、環境・温暖化対策について一般質問いたしました。以下質問。

・地球温暖化対策について

我々地球上の人類が利便性、効率性を第一に考え生活をしてきた結果、予想もしない地球温暖化、オゾン層破壊、様々な生物の損失など、数え切れない環境破壊が発生いたしました。今後もこのような生活を続けるのであれば、やがて地球が滅びてしまうことになる、という危機意識が急速に広がりました。また、今の社会を維持している資源も、化石燃料を始めとする再生不能な資源に多くを依存しております。したがって、持続不可能な社会が現状であります。我々は数億年の単位で蓄積したものを、わずか100年200年単位で消費しようとしております。

このように地球環境問題が極めて深刻であることから、世界規模での早急な対策が求められ、1992年国連環境開発会議(地球サミット)が開催されたのを始めとし、地球環境に関する取り組みは世界的な広がりを見せております。来月7月7日から開催される北海道・洞爺湖サミットにおかれましても、地球温暖化対策をはじめ環境問題が大きなテーマとなっています、公明党はこの洞爺湖サミットに向け、開催初日の日を「クールアース・デー」(地球温暖化防止の日)にしようと取り組んでおり、CO2(二酸化炭素)削減の国民の意識啓発の一環として、夏至の日(6月21日)から7月7日まで夜の一定時間に、家庭などで明かりを消す「ライトダウンキャンペーン」の実施を提案、「日本だけでなく世界にも呼び掛ける運動にしていきたい」と訴えています。ちなみに、環境省によると、100万世帯の家庭でライトダウンを2時間行った場合、大体200トンのCO2(二酸化炭素)が削減できるそうです。

洞爺湖サミットで議長国を勤める日本は、「ポスト京都」に向けた新たな国別削減目標の採用を提案する方針ですが、この新提案に説得力を持たせるためにも、京都議定書で約束した「6%削減」の達成へ、積極的かつ着実な努力を続ける必要に迫られています。

京都議定書は、08年から12年までの5年間で、先進国の温室効果ガスの総排出量を1990年に比べ平均5%削減すると規定され。年度ごとの計算となる日本は、12年度までに90年度比で6%削減しなくてはならない計算です、実質的な約束期間に入りましたが、06年度の排出量は実に13億4100万トンに上っており、基準年より逆に6・4%増えてしまったのが現状です。目標を達成するためには実質12%強の削減が必要となり、6%削減の達成は極めて厳しい状況にあると言わざるを得ません。

地球温暖化対策、決して他人事ではない。それだけに、国や産業部門の対策に加え、各家庭、そして一人一人の“草の根”の実践が欠かせません。

自治体が特に取り組むべきはやはり民生部門であります。多摩市においては、4月より家庭系ごみの有料化が始まり、市民の環境意識も高まっており、また緑が多く環境にやさしい街です。さらなる行政の地球温暖化対策に期待をし、何点か質問させていただきます。

( 1 )家庭系ごみの有料化が開始され2ヶ月が過ぎました。5月の多摩広報にもありましたが、市民の皆様の減量努力により、着実にごみの量が減っているようです。又ごみや資源の意識も高まり、温暖化防止に大きく貢献していいます。しかし今までとは違う制度となり、ごみ袋の問題や分別の仕方、出し方など様々な問題も市民の声としてあるのも事実です、今現在の問題や今後の対策について見解をお伺いいたします。

●悪質なマナー違反、不法投棄について

●視覚障害者の方についての配慮

●プラスチック有料袋の種類について

●マイバッグの推進、レジ袋削減提案

( 2 )多摩市において、発生抑制(リデュ-ス)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)の3Rにごみになるものは断る(リフュ-ズ)を加え「4R運動」を提唱し様々な取り組みをしていますが、今後新たな施策などありましたらお聞かせ下さい。

●携帯電話をリサイクルラインに

●集団資源回収の推進により、経費の削減

( 3 )温暖化対策において、仮に今すぐ人間活動によるCO2排出をやめたとしても、地球の気候システムが持つ熱的慣性によって気温上昇が続き、温暖化被害が今後頻発するおそれがあり、その対応策も重要かと思われますが、夏場の熱中症や交通機関、地域環境の整備また改善についての対策をお伺いいたします。

●交通機関ミニバスの拡充

●少年野球・サッカー場などの日除けの設置

●乞田川また遊歩道等にベンチ、日除けの充実

●自転車専用道路などの整備、マナーの徹底を

( 4 )今後ますます、自然エネルギーが注目されると思われます、多摩市地球温暖化対策実行計画の中に太陽光発電施設の推進とありますが、現状と進捗状況をお伺いいたします、また一般家庭においての普及状況もあわせてお願いいたします。

●市の施設において太陽光発電の推進

●各家庭、企業において環境意識、温暖化意識の推進

*詳細は市議会、議事録にて。