安心して老後を暮らせる多摩市へ
多摩市において6年後の2016年には国の高齢化率を上回り、10年後の2020年には30%を超える高齢化率の見込み、まして団塊の世代の多いニュータウン地域にとってはさらに高くなると予想され、高齢者の様々な問題に関しては国よりも早い対応が望まれます。さて公明党は昨年11月から12月にかけて、全国3000人を超える全議員が介護の現場に入り、街角アンケートや介護家族の調査、介護事業者調査、市町村調査など約10万件に及ぶアンケートを集め、その調査結果を報告するとともに、浮き彫りになった様々な改善点や課題に取り組む「介護総点検運動」を実施してまいりました、今回はこの調査のもと高齢化に関する諸問題について何点か質問・要望しました。
●施設の問題
今後、特別養護老人ホームが、建てられる予定ですが、最近の特養はユニット型(個室)が多く作られる事です、しっかりと、安価な多床室を確保するよう要望。また在宅介護の問題において、ショートステイが容易にできる対応と、ベットを十分確保すること、また24時間対応できるシステムづくりを要望。
●介護従事者の不足問題
今後、超高齢化をむかえ、今でも、看護師やヘルパーの不足が深刻。市内においても、人材の掘り起こしや確保が必要!多摩市においても、独自のヘルパー2級への補助などおこなうなど、力を入れるべき。
●認知症問題
徘徊の問題にて、年間80件近く捜査願いがだされ保護されているそうです。多摩市においては、「徘徊SOSネットワーク」機関というものがあります、各公の機関に連絡がいくとの事ですが、民間のタクシー会社やスーパー、郵便、宅急便などの協力も得られないか、拡充するよう要望。
●「ちょっとした困りごとサービス」の提案
高齢者の方のため、電球の交換など、ちょっとした困りごとサービスを市民協働運営での提案。
●東京都の事業、シルバー交番設置への推進
●「救急医療情報キッド」の提案
高齢者世帯など救急車を呼んだ際、連絡先、掛かり付け医、使用している薬などの情報を冷蔵庫に保管する。
●「介護ボランティアポイント制度」
ボランティアに関しては中々、進んでいない現状があります。となりの稲城市では、後押しするという事で、ポイント制度を実施し話題となっている、この制度の導入の検討について質問。