多摩市市議会議員 公明党 三階 みちお

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9月議会報告 一般質問

「スポーツ・芸術文化の取り組みについて」
 昨今、報道番組や新聞記事では、気の重くなるような話題の多い中、唯一スポーツや文化などのニュースが明るく捉えられ、国民を歓喜させていると思われます。
 東日本大震災の後も放射能の不安や、政治不信、また様々な事故などの報道が多い中、サッカー女子ワールドカップにて、「なでしこJapan」が初優勝の快挙には、多くの国民が感動しました。
またこの夏、被災地においては地域ごとの文化であるお祭りを、復興の景気づけにと、多くの報道番組で紹介され、これが足がかりとなって「復興させる!がんばっぺ」との勢いが伝わり、多くの方が勇気づけられ、改めて人間の生命力の強さを感じたのではないでしょうか。
このように、スポーツや文化、芸術などは人々に歓喜を与え、ストレス社会においては重要な役割があり、さらに地域コニュ二ティーや街の活性化、高齢者の方々には、介護予防や医療費の抑制にも繋がることはご承知の通りです。
さてスポーツという点では、2013年秋、第68回国民体育大会が東京で開催され、ここ多摩市においては初めての開催地となります、今回の東京大会は多摩地域をメインとし「多摩国体」と称され、当市では、成人男子サッカーと、少年少女のハンドボールの2種目が行われ、大いに盛り上がりを期待するところであります。
また大会の趣旨には「多摩市全体を盛り上げるイベントであり、国体を契機にスポーツに親しめる環境づくりを進め、新たなまちづくりにつなげる」とあります、この点においても、しっかりと計画を立てて行うべきです。
施設の充実という面では、幾つかのスポーツ施設や公園・学校開放など環境は人口・面積からしても恵まれており、文化施設においても、パルテノン多摩をはじめ各地域にコミニュティーセンターがあり、廃校も多く活用され充実していると思われますが、財政的に、老朽化や維持管理経費については問題が多くあるように感じます。
しかし、スポーツや文化・芸術というものは、費用対効果など具体的に数値で表すことは難しく、精神的な充実や成長また、生きがいなど、内面的な部分であり、心ゆたかな社会を形成するものであります。
また多摩市はベットタウンであります、街づくりの観点から、緑が多いと言うことでは、高い評価を得ています、そのように緑の環境がよいということは、スポーツや文化・芸術活動に適していると言えます。
緑が多いとの評価理由だけではなく、このような文化の充実により、    尚一層、街の魅力向上になり、また多摩市の評価の向上につながります。
スポーツ・芸術文化には平和の響きがあり、社会の栄光があります、その文化の心を大切にする街こそ、真に豊かな街であります。
この多摩市において、さらなるスポーツ・芸術文化を推進していただきたく、何点か質問いたします。

①スポーツ・芸術文化振興の現状と課題また今後の施策について、市の見解を伺います。
A(国体を機に、市民の連帯や、活力につなげ、国体を機に、スポーツに親しめる環境を作りだします。)

②2013年国民体育大会「スポーツ祭東京2013」が多摩市でも開催されますが、国体を通しての意義、また開催に際して多摩市の持ち出し費用、経済効果について伺います。
A(一競技1億円が2競技で2億円、それプラス、市の職員の仕事も増、残業や、休日出勤、施設の改装では、開催場所となる、総合体育館が本来今年から行われるはずでしたが、来年になった、そこでも10億円近くかかる、かなりの、
お金がかかるのは間違いない。)

③経済効果と市民の盛り上がりと言う点において。一つ提案、多摩センターにおいて、大々的にイベント「国体フェスティバル」を開催してはどうか、イベントにて、選手の紹介、周辺の企業からは協賛金なども期待できる。イベントの主催は多摩センター地区連絡協議会が中心となって、動いていただいていますので、今紹介した、国体でのイベントをしっかり、出来たらアピールして、地区連絡協議会といっしょになって、進めていただきたい。
A(広報活動も含め、協議し取り組んでいきたい)

④スポーツ施設、文化施設の環境整備や管理・運営について、そのあり方や方向性について、市の見解を伺います
A(財政的に厳しい面がある、市民協働などの、提案があったので、参考にしたい)

⑤ニュータウンの活性化と言うことについて、多摩市の魅力は緑が多いこれが売り、ベッドタウンであるならば、その環境の良さに付けて、緑だけではなく、「緑とスポーツ・文化の街」と、ニュータウン地域の「売り」ブランドとして、またニュータウン再生と言う事においても、取り組むべき。
A(スポーツ・文化として取り組んでいるが、今後さらに強化したい。)